メダカが水面近くで体が浮いたり傾いたりして、うまく泳げない——こうした様子は転覆病が疑われます。「転覆病」は病名というより浮力バランスが崩れた状態を指すとされ、原因によって対応が変わります。
結論から先に:転覆病は主に「消化不良・便秘によるガス溜まり」「浮き袋の機能異常」「水温低下による消化機能の低下」のいずれかが関係するとされています。餌を控えて様子を見る、水温を安定させるといった対応が基本ですが、原因によって有効な対処が異なるため、まず状況を整理することが重要です。
目次
転覆病で考えられる原因
消化不良・便秘
餌の食べ過ぎや消化不良でガスが溜まり、浮力バランスが崩れることがあるとされています。急に餌を切り替えた場合にも起きやすいとされています。
浮き袋の機能異常
加齢や体質、遺伝的な要因で浮き袋がうまく機能しなくなることがあるとされています。特にだるま型の品種で見られやすいとされています。
水温低下による消化機能の低下
水温が下がると消化機能が落ち、餌が消化されにくくなることが誘因になるとされています。
対応の考え方
- 数日間、餌を控える:消化不良が疑われる場合、絶食気味にして様子を見る方法が知られています
- 水温を安定させる:急激な水温変化を避け、消化機能への負担を減らします
- 隔離して経過観察:他個体との接触ストレスを避け、回復の様子を見やすくします
- 改善しない場合は無理をしない:浮き袋の機能異常が原因の場合、完治が難しいこともあるとされています
経過観察のためにも、隔離できる環境を整えておくと安心です。
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この記事のまとめ|観察の準備
よくある質問
Q. 転覆病は治りますか?
消化不良が原因の場合は餌の調整で改善することがあるとされていますが、浮き袋の機能異常が原因の場合は完治が難しいこともあります。
Q. だるまメダカに多いのはなぜですか?
体型の特徴上、浮き袋に負担がかかりやすい傾向があるとされています。
Q. 餌を切っても大丈夫ですか?
数日程度の絶食は、消化不良による症状の緩和を目的として用いられることがあるとされています。長期間の絶食は避け、様子を見ながら判断してください。
Q. 冬に多いのはなぜですか?
水温低下で消化機能が落ちることが一因とされています。冬場の給餌量にも注意が必要です。
Q. うつる病気ですか?
感染症というより体質・消化不良によるものとされることが多く、他個体にうつる性質のものとは区別されています。


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