テトラの「テスト試験紙6 in 1」では、アンモニアは測定できません。測れるのはpH、炭酸塩硬度、総硬度、亜硝酸塩、硝酸塩、カルキの6項目です。アンモニアを調べたい場合は、NH3/NH4+など測定対象が明示された別の検査用品が必要です。
「6項目が問題ない色だったから、水質の心配はすべてない」と判断しないことが大切です。ここではキット全般のランキングではなく、6in1の測定範囲と、手元の結果から次に何を確認するかに絞って説明します。
6in1で測れるもの・測れないもの
| 確認したい項目 | 6in1の対象 |
|---|---|
| pH | 対象 |
| 炭酸塩硬度(KH) | 対象 |
| 総硬度(GH) | 対象 |
| 亜硝酸塩(NO2−) | 対象 |
| 硝酸塩(NO3−) | 対象 |
| カルキ | 対象 |
| アンモニア(NH3/NH4+) | 対象外 |
| 水温・溶存酸素 | 対象外 |
これは2026年10月16日に確認したメーカーの商品情報に基づく区分です。名前が似た別製品や他社の試験紙まで同じ仕様とは限らないため、購入時はパッケージの測定項目を確認してください。
アンモニア検査を追加する前に確かめること
まず、知りたいことを一文にします。「この水のアンモニアを確認したい」なら、その項目に対応する検査を選びます。一方、「メダカの元気がない」だけでは原因は一つに決まらないため、6in1の色だけから病名や対処を断定できません。
- 商品名と測定対象を確認する。亜硝酸塩用とアンモニア用を取り違えない。
- 淡水・海水など、使用する水への適合を確かめる。
- 使用期限、開封後の保管方法、比色表の読み方を確認する。
- 別のキットを使うときは、その製品の測定手順で行う。6in1の待ち時間を流用しない。
テトラには6in1とは別に「テスト試験紙NH3/NH4+(アンモニア)」があります。これは測定対象が異なる製品の例であり、6in1の中にアンモニア検査が含まれるという意味ではありません。
6in1の結果を読み違えないための手順
メーカーの現行商品案内では、水に浸す時間と色を読むまでの時間が指定されています。手元の製品の説明書を開き、タイマーを使って同じ条件で読みましょう。古い商品と現行商品、別項目用の検査を混ぜて手順を覚えないことが大切です。
- 測定前に記録欄を用意する。日時、容器名、水換えの前後、使った製品名を書きます。複数容器なら「どの水の結果か」を先に区別します。
- 説明書どおりに採水・測定する。濡れた手で保管容器の中を触ったり、反応部分に触れたりしないように扱います。使わない試験紙は指定の方法で保管します。
- 指定時刻に、その製品の色見本と比較する。時間がたってから撮影した写真だけで、測定時の色を判定し直さないようにします。
- 数値と判断を分けて残す。色が読み取りにくかった場合は「判定困難」と記録します。都合のよい数値に丸めないでください。
メーカーは、試験紙によるおおよその確認と、より具体的な数値を知るための試薬を使い分ける案内もしています。必要な精度と測定項目に合わせて選びましょう。
測っていない項目を「ゼロ」と扱わない
記録表は、測ったものだけを埋めれば十分です。6in1を使った日のアンモニア欄には「未測定」と書きます。「未測定」と「検出されなかった」は別の結果です。水温も別途水温計で測った値を記録してください。
買い足しが必要かを整理したい場合は、メダカ用水質検査キットの比較へ。アンモニアを確認したい場合は、以下のメーカー資料で測定対象を確かめてください。試験紙の結果だけで病気を断定しないでください。


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