メダカをすくう網(タモ網・玉網)は、水換えや選別、隔離のたびに使う地味だけれど重要な道具です。メッシュの粗さやサイズを間違えると、メダカを傷つけたり針子を逃したりすることがあります。ここでは網の選び方を整理します。
結論から先に:成魚用には目の細かいラバーコート(傷つきにくい素材)の網、針子・稚魚用にはさらに目の細かい専用の小型網を分けて使うのがおすすめです。1つで済ませたい場合は、細目タイプを選べば成魚にも使えます。サイズは容器の大きさに合わせ、小さすぎると作業効率が悪く、大きすぎると狭い容器では扱いにくくなります。
網の種類と選び方
メッシュの細かさ
網目が粗いタイプは水切れが良く作業がしやすい一方、針子のような小さな個体は網目をすり抜けてしまうことがあります。針子・稚魚を扱う場合は、専用の細目ネットを用意すると安心です。
素材・フチの加工
メダカは体表が傷つきやすいとされ、フチが硬い網やナイロン製の粗い網は体表やヒレを傷める可能性があります。フチが柔らかいラバー加工のものや、目の細かい布製ネットはメダカへの負担が少ないとされています。
サイズ
容器のサイズに対して網が大きすぎると角に届かず作業しづらく、小さすぎると1回にすくえる数が少なく時間がかかります。容器の大きさに合わせて選ぶと作業がしやすくなります。
用途別の使い分け
| 用途 | 向いているタイプ | ポイント |
|---|---|---|
| 成魚のすくい上げ・移動 | ラバーコート・中目サイズ | 体表を傷つけにくい |
| 針子・稚魚の選別 | 細目の小型ネット | 網目から逃げない細かさが必要 |
| フン・ゴミの掃除 | 粗め・大きめ | 水切れの良さを優先 |
使い方のコツ
- 追いかけすぎない:メダカを驚かせすぎるとストレスになります。物陰や角に誘導してすくうと負担が少なくなります
- 水面近くで作業する:網を大きく動かすほど水流が乱れ、メダカが逃げやすくなります
- 使用後は洗って乾かす:網に雑菌やコケが付着したままだと、別容器へ持ち込むリスクがあります
針子を安全にすくいたい場合、専用の細目ネットが扱いやすい選択肢です。
メダカの玉網を見る
隔離・選別とあわせて使う場面
病気の個体を隔離する際や、稚魚を親と分ける際にも網は欠かせません。隔離時の容器選びは隔離ケースの選び方・使い方を参考にしてください。
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よくある質問
Q. 網は何本くらい用意すればいいですか?
成魚用と針子用で最低2本あると作業しやすいとされています。掃除用に粗めの網を別に持つ方もいます。
Q. 網でメダカを傷つけないコツはありますか?
追い詰めすぎず、物陰や角に自然に誘導してからすくう方法が負担が少ないとされています。フチの柔らかい網を選ぶことも有効です。
Q. 網は使い回してもいいですか?
複数の容器で使い回す場合、病気の個体がいた容器で使った網は、他の容器で使う前によく洗浄・乾燥させることが推奨されています。
Q. 針子用の網はどこで買えますか?
観賞魚用品を扱うホームセンターや通販で、針子・稚魚専用の細目ネットとして販売されています。
Q. 網が壊れやすいのですが、寿命はどれくらいですか?
使用頻度や素材によりますが、メッシュ部分がほつれてきたら交換の目安とされています。日頃から丁寧に扱うことで長持ちしやすくなります。


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